私たちについて


どんな国に生れても、どんな状況であっても
すべての子供たちには希望を持つこと
夢を叶える権利が平等にあります
私達は愛を持って
彼らの夢を叶えるためにできることを
全力で取り組んでいきます
活動のはじまり
私たちは2008年に、縁があってラオスに図書館を建てるプロジェクトに参加し、支援先の学校で子供達と交流する機会に恵まれました。
子供達の学ぶことへの真摯な思いに直に触れ、感動したことを今でも忘れることができません。
今まで遠い国であったラオスをとても身近に感じると同時に、知れば知るほど厳しい現実も見えてきました。
内戦や隣国のベトナム戦争の傷跡はいまだに残っており、復興後に国民全体の公教育が始まったのは1990年代も終わり頃でした。田舎に行くほど壁や床の無い校舎が多く、数も不足していることを知り、一人でも多くの子供達に学校で学んでほしいと、仲間と共に小学校建設のプロジェクトを立ち上げました。


子供たちの未来の可能性を
2014年に「ラオスの子供達に学校を贈る会」として活動がスタートし、沢山の方のご支援により、2016年5月に
ルアンパバーン県ヴィエンカム郡パッサン村に、念願の
小学校を贈ることができました。
ヴィエンカム郡は、ラオスの143郡中13番目に貧しい郡であり、山岳地域のため、小さい子供が山道を乗り越え学校に通わないといけない地域です。
子供達が安心して通える小学校が欲しい、というのは、
親御さんたちの願いでもありました。
小学校の開校式では、子供達のたくさんの笑顔と歓声に
包まれ、学ぶことができる嬉しさを全身で伝えてくれました。
翌年のスタディツアーで、先生と親御さんへの聞き取りをさせていただいたところ、経済的な理由で中学校に通えない子供達がいることを知りました。
小学校の進級率が安定してきたことを受け、次は、中学校への進学を支援するための奨学金という形で、引き続きパッサン村の子供達と関わることを決めました。
そして、現在も奨学金という形で引き続き支援を続けていられるのは、関わってくださる全ての皆さまのおかげです。
学校があって勉強ができることは、日本では当たり前の日常ですが、ラオスの子供達にとってはかけがえのない日常です。
教育こそ未来を変える大きな力を持っていると信じています。
少しでもプロジェクトにご賛同いただき、一緒に想いを分かち合えることができれば嬉しく思います。
